寺山修司のこと

twitterで5月4日が寺山修司の命日だと知った。 大槻ケンヂに傾倒していた20歳前後にエッセイに書いてあって存在を知った。オーケンが影響受けているのだから間違いないだろうと思い手にした。で、のめり込んだ。 大学の時は、よく八王子の古本屋へ行き文庫本…

『社会運動の戸惑い:フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』を読んで

私はジェンダーフリーに関して詳しくはありません。おぼろげに理解しているくらい。バックラッシュは言葉を耳にした事がある程度です。ただ、そんな自分でも抵抗無く読めました。もちろん当時の状況を知っていればより理解は深まったと思いますし正直、すべ…

坂口恭平『独立国家のつくりかた 』を読んで

面白くて一気に読んだ。この人のバイタリティーに驚く。 名前は以前友人が言ってたのを何となく耳にした事があるな程度。現代美術家の人なのかなと勝手に思ってた。そして最近TVで競演するということで浅草キッド・水道橋博士がtwitterで紹介し始めた。すぐに…

『ファミコンの思い出』を読んで

思い出のファミコンというWEBサイトに寄せられた投稿をまとめた本。確かにあったなぁ、そんなこと!の連続。全然知らない投稿者の父親との話にグッときたりして。面白くて一気に読んだ。投稿者の今の職業が記されているんだけど、あの頃のファミっ子も大人な…

樋口毅宏『さらば雑司ヶ谷』を読んで

著者の樋口毅宏は、この作品で2009年小説家デビュー。今回、文庫化したので改めて読んだ。再読なのに飽きる事なく読み終わった。 文庫化に伴って付けられた町山智浩、水道橋博士の解説が秀逸で、その中で町山智浩が 『おいしいところをパッチワークしただけ…

近藤淳也さんインタビューを読んで

以前TVBros.で近藤淳也(株式会社はてな代表取締役社長)インタビューを読んだ。 その中で「本当に提唱したいのは『あなたが自分の人生の中で、好きだとか大切に思っていること、それをがんばって書いておくと一気に世界が広がる。ブログはその入口なんです…