坂口恭平『独立国家のつくりかた 』を読んで

面白くて一気に読んだ。この人のバイタリティーに驚く。

名前は以前友人が言ってたのを何となく耳にした事があるな程度。現代美術家の人なのかなと勝手に思ってた。そして最近TVで競演するということで浅草キッド・水道橋博士twitterで紹介し始めた。すぐに興味が沸いた。博士が、これだけ言うんだから間違いないだろうと。

著者は、いのちの電話を開設して自殺0にする活動をしている。でも自殺したいって人は、先ずこの本読んだほうがイイ。生きる活力が沸いてくる。世界は、まだまだ喜びに満ち溢れている。ただ気づかないだけ、少し視点を変えればいい。

若い人に読んでほしい本。自分も高校生くらいで読みたかった。でも、すっかり大人の自分のめり込んだ。たぶん頭ごなしに既存の社会を否定していないで認めるトコは認めて寄り添っている部分なんかが大人でもしっくり来る所なんではないかな。