『ファミコンの思い出』を読んで

思い出のファミコンというWEBサイトに寄せられた投稿をまとめた本。確かにあったなぁ、そんなこと!の連続。全然知らない投稿者の父親との話にグッときたりして。面白くて一気に読んだ。投稿者の今の職業が記されているんだけど、あの頃のファミっ子も大人なんだよな、今は。なんてシミジミ。

世代間で共通の話題があるってイイなとも。それだけファミコンって偉大だった。当時の子供にとって。今もファミコンって聞いただけで何かドキドキする。スーパーマリオブラザースなんて目にしただけで有頂天になる。まだまだ影響受けてる。

読みながら当時の光景が蘇ってきた。友達の家で夜遅くまでゲームして暗い草むらが怖くて走って自分の家へ帰った事。忍者龍剣伝のボスが凄い難しくて何度も失敗して、やっと倒したときの僕と友達があげた歓喜の声!

その友達とは高学年になりゲームに興味がなくなってきて何となく疎遠になった。友達はゲーセンに通うようなゲーマーになったけど僕は家にスーファミすら無いゲームとは疎遠の子。ファミコンの切れ目が縁の切れ目じゃないけど・・・。

その後いつの間にか引っ越してしまって全然会っていない。Y君は元気にしているだろうか。