映画『モバイルハウスのつくりかた』を観て

友人に誘われて渋谷ユーロスペースへレイトショーを観に行った。観客の入りは8~9割。個人的な思い出だけど改装前のココで十年くらいに今回一緒に行った友人と連合赤軍の映画観たらしいんだけど記憶がまったく無い。どんな映画だったのか、とっても気になる。思い出したいのに・・・。

最近、坂口恭平さんの言動に、すっかりヤラレている事もあり映画も大変興味深く見た。

まず、この映画(前半2/3)が3.11前に撮影されているのが重要な事だと思った。この視点をずっと前から持っていること凄いよ。ホントに。

モバイルハウスを建てている過程、完成したトコ見た時、大袈裟にも世界の始まりを観た気がした。グッとくる感じ。

この人の考え方は「家」に対してだけじゃなくて、いろんな事に当てはまる本質的な事何じゃないかと思う。今、自分たちが生きていて当然のようにイイとおもっている価値観。疑う事なく、時には、それに縛られすぎて窮屈な時すらある。それって一体どうなんだろう?

友人から寺山修司との共通性を語られた。確かに似ている所あるよな。空間の使い方とか。

3人で行ったんだけど感想が分かれた。で、いろいろ意見交換した。そういうのも面白い。