漫画家・『山田花子回顧展』へ行って

先日、山田花子回顧展へ行ってきた。20歳頃に、よく読んでいた。時々何となく自分の事を言い当てられている気がしてツラい気持ちになりながら読んでいた。

山田花子の繊細すぎる人となりは『自殺直前日記』に詳しい。彼女は24歳の時に飛び降り自殺を図ってしまった。

出版された当時、ニュース番組に取り上げられていて書店員さんがインタビューに「売れていますが自分には理解できませんWWW」みたいに答えているのを見た。何だか腹がたって心の中で、この人は浅い人間だ!と毒づいた。(若かったし無駄にトガッていた。鬱屈してた。ごめんなさい。)

回顧展には原画が飾ってあったり生前出演したTVKの番組が流れたり着ていた洋服が掛けてあったりした。この人の事やっぱり好きだなと思った。

木箱の中に本人が録音したカセットテープが置いてあった。その中に有頂天のテープが数本あった。随分前に再発したんだよな。