NHKアーカイブス『あさま山荘事件から40年~メディアの現在~』を見て

今年が事件から40年という事もあってか2月26日の日曜日に放送されていた。生まれる前だからリアルタイムは知らないけど、もう少し前のような気がしていたイメージとして。

番組は前半は事件の取材者のドキュメント後半は吉見俊哉東京大学大学院教授)、津田大介(ジャーナリスト)を交えてメディア論議。

この中で『各メディアの足りない部分を補っていけば良い。呉越同舟すれば良いと思う。』(津田大介)という趣旨の発言があった。

非常に納得できてテレビ、ラジオ、新聞、TwitterFacebook、ニコ動、ユーストetc・・・それぞれのメディアに得意、不得意があるのが当然なので組み合わせて、より万能なものにしていけばイイと思う。 ある一点を批判し切り捨てがちだけど少し目線をかえれば利点がたくさんあるだろう。例えばテレビはスポンサーに引っ張られて公平な放送ではないと言われることがあるけど『テレビが60年の情報の蓄積がある。』(吉見俊哉)のような。

当時SNSが発達してたら事件のまた違った一面が浮き上がったのかなとか思った。みんなで実況したりして。